スペイン国王杯4回戦(16日=日本時間17日)、同国1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)は3―1で勝利したラヨ・バリェカノ戦で先制ゴールをアシストした。
前半23分に左サイドでドリブルを仕掛けるとDFをかわし、ゴール前にクロスを供給。スペイン代表FWミケル・オヤルサバルの先制ゴールをアシストした。久保はその後も好パフォーマンスを披露。何度も好機を演出した。
スペインメディア「ELDESMARQUE」は選手採点で久保に9点を付けた上で「この試合で最も傑出した選手であるオヤルサバルとともに攻撃で苦しんだラヨに対して常に危険を生み出した」と絶賛した。
そんな久保にアーセナルやリバプールのイングランド勢をはじめ多くの欧州クラブが獲得への興味を示している中、ニューカッスルが久保の獲得レースから撤退することになった。
英メディア「INSIDEFUTBOL」は「エディー・ハウ監督はチームを強化したいと考えているが、夏まで待つ可能性が高い。しかし、彼らは久保を追うつもりはない」とし、ニューカッスルが久保を獲得する場合に契約解除金として6000万ユーロ(約95億4000万円)が必要なことから「リバプールに資金面で対抗できない。ニューカッスルは獲得しようとしないだろう」と伝えていた。